京都観世会の能舞台は(中略)終戦目前の昭和20年4月15日、強制疎開の憂き目に遭いました。 しかし先人たちの「自分たちの能舞台で能を舞いたい」という強い願いと、ご理解いただいたたいへん多くの方々のご尽力で、昭和33年3月25日、現在の地に京都観世会館を築くことができました。(中略) 能舞台は総檜造り、鏡板の老松は京都を代表する日本画家 堂本印象画伯の手によるものです。 金と緑青を多用した画風は、当時、モダンで斬新と称されました。 六十年の歳月を経て舞台にしっくりとなじみ、さらに新たな味わいを醸しています。 紹介文は公式サイトより引用